Prepare for the Ultimate Gaslighting*

(Japanese Translation)

Translation by Toshiro Yamaguchi. The author is not responsible for the accuracy of the translation that follows. To read the original essay in English, please visit this link.

究極のガスライティングがやってくる。

(友よ、君たちは狂ってはいない。)

著者:フリオ・ビンセント・ギャンブート 2020年4月10日に米誌Forge Mediumに登載

ガスライティング (gaslighting)という言葉をご存知だろうか?ターゲットとなる人物の自己の正気を疑わせるように精神的な洗脳を行うことを意味する言葉である。例えば、「メリーはカールの浮気の現場をはっきりと目撃したにも関わらず、彼は彼女が狂っているのだと説得した。彼は彼女をガスライティングしたのである。」という風に。

近い未来において、この国がどうやって「もとどおり再開」して前へ進んでゆくのかということを模索し始める時、凄まじく強力な圧力が我々を「通常の暮らし」へ戻るように説得しようとするであろう。(あんなことはなかったことだよ。何を言っているんだい?)その勢力は、何百億ドルもの財力を費やして広告、個人メッセージ、テレビやその他のマスメディアのコンテンツを駆使し、我々が再び「居心地良い」暮らしに戻るべきなのだと思わせようとするであろう。それは伝統的な手法(宣伝看板がこちらに現れたり、数百のコマーシャルがあちらの画面に現れたり、)で行われると同時に、新しいメディアの手法:2020−2021年のインターネットミームの世代を利用して、我々に必要なのは「通常の暮らし」に戻ることであると呼びかけるであろう。実際に、我々が通常の暮らしを再び感じたいと欲していることは事実だし、きっとみなさんもそう切実しているはずである。もう本当に、またもう一度素敵な気持ちで過ごしたい、日常生活の慣例に戻りたい、もう夜な夜なベッドに横になりながら来月の家賃や請求書をどうやってやりくりするのか不安に慄きたくない、目が覚める度にスマホで終わりのない悲惨なニュースをスクロールしたくない、完璧に入れたコーヒーを一杯飲んで単純に仕事に出かけたいと…。この快適さへの要望は現実であり、そして強い要望であるはずだ。そしてその切実な要望を救済するかのように、アメリカ中のブランドが立ち上がる。親愛なる消費者の皆様、暗く辛かった時を後にして、あなたの人生をこの危機の以前の状態に戻して差し上げましょう。皆さん、注意を払って、そこに到来するものが何なのか見据えて欲しい。

過去100年にわたって、数百億ドル規模の広告業界は、基本的にこの一つの原理に従って機能してきた:顧客の抱える問題を見つけ出し、それを自社の商品によって治す。その問題が実践的かつ戦術的なものであれば、その解決策は「CMでご覧になったとおり」のものであるし、Home Depot (アメリカ大手のホームセンター日曜大工専門店) で手に入れることができる。コマンド製のストリップを使えば家のペイントを塗り治す手間が省ける。Mr. Clean のマジック・イレーサーでもちょうどいい。Elfaの整理棚を使えば散らかったクローゼットも綺麗になる。Ringの出しているドアベルを付ければNetflixから目を離さなくても誰が玄関先に来たのか見ることができる…。しかしこの問題が精神的なものになると、解決策はライフスタイルへ新しい主要素を取り入れることになる。そして顧客(あなた)はブランドへの献身的な信仰者となる。コカコーラを飲めば顧客(あなた)は:幸せになれる。メルセデスベンツを運転すれば:成功感がみなぎる。家族をディズニーランドの旅行に連れて行けば:特別な優越感を感じることが出来る。そこそこ頭の賢い広告主たちは、どのブランドを強調すれば顧客(あなた)の生活が暮らしやすいものになるのかを心得ている。しかしもっと賢い広告主たちは、顧客(あなた)の心を書き換えることが出来る。そして、間違えずに聞いてほしい、この最近の1ヶ月で、我々の心というものは未曾有のトラウマを被っているのである。我々の構成する社会は、全く今までとは比べものにならぬぐらい傷つきやすくなっているのである。

しかしながら、そのトラウマが我々に見せてくれたものは、目を背けることのできないものでもある。ロサンジェルスの大気汚染が途絶えて、青空が広がった。静まり返ったニューヨークでは、中心地のマジソン街のど真ん中で鳥のさえずりが聞こえるようになった。(サンフランシスコ市の)ゴールデンゲート橋にはコヨーテが現れるようになった…。これらは皆、「もし我々が地球を死滅させるような日々の影響を減少させることができたなら」辿り着けるかもしれない理想の世界からの、絵葉書の写真のようだ。一方でその絵葉書に載せることのできない映像も我々は多く目撃している:最前線で闘う医師や看護婦、看護師たちに、基本的な防御装備(マスク、ガウン、手袋etc)すら配給できない医療機関のシステム;土地借用料や労働賃金を払う金にすら困る中小企業、あるいは大企業と、その結果として失業保険手当を探し求める1千六百万人以上もの国民たち;報道機関からの信頼を完全に失った政府と、生き延びるための基本的な事実さえもどこから聞けばいいのか分からなくなってしまった3億人。

猫は袋から逃げ出してしまった。(秘密があからさまになってしまったことを意味する諺。)この国には深刻で不穏な問題点が多数ある。もちろん。それは何も新しいニュースではない。その多くの問題を我々が毎日無視し続けるのは、我々が酷い人民だからとういわけでも、その問題を解決することに興味がないわけでもない。ただ単に、我々にはそんな時間がないのである。すいません、ちょっと他の用事で込み入ってるんです。明白な事実は、人種、宗教、性別、政治的なポジション(もっとリストを長くしてもいい…)やさらに社会経済的なステータスにすら関係なく、アメリカ人というのはこの1点については共通している:我々は忙しいのだ。街に出て、儲けを稼ぎ、なんとか生計を立てようとしている。達成させるべきノルマと、出席するべき会議と、払うべき家のローンがある、そしてその間ずっと電話は鳴り続けるし、ノートパソコンはメールを受信し続ける。だから家に帰った時に、Crate & Barrel や、ルイ・ヴィトンや、アンディ・コーエンに迎えられることによって、次の日にまた起きて同じ事を一通り繰り返すだけの活力を与えてくれるのだ。眠るために目を閉じる時間さえわずかしかないのだから、社会問題に目をつむることぐらい訳はない。この国で毎日、深く苦痛に満ちた社会的、政治的対立をもたらす、我々の中に潜む重大な誤解というものは、我々は互いのことをなんとも思っていないのだろうという誤解である。白人たちは有色人種の問題をなんとも思っていない。男性たちは女性たちの権利をなんとも思っていない。警察官たちは働いている管轄のコミュニティーのことをなんとも思っていない。人類は地球環境のことをなんとも思っていない。けれどこんな誤解は事実からとてつもなくかけ離れている。思っているよ!だけれどそのために何かをする時間がないんだ。僕だけそう感じているのかもしれない。でも君もそう感じているのかもしれない、でしょ。

さあ、もう何十年もあなたが乗っていたその踏み車が、たった今止まってしまった。ドカンと衝撃を持って。そしてあなたが今感じている気持ちはまるで、ペロトンのトレーニング自転車から放り出されて地面に落ちたような感じだろう:これは説明しにくいが、とても信じられないことが起こったのだ。人類にとって最高に素晴らしいギフトがその包み紙を開けて現れたと言っていい。病死者のことを言っているのではない。ウイルスのことでもない。この偉大なる一時停止のことである。あえて言葉にするならば、深遠であると言えばいいのだろうか。この窓から差し込んでくる明るい光に目を背けないでほしい。目が痛くなるほどに眩しいだろう。僕の目も痛くなっている。でもカーテンは全開だ。この危機によって我々にもたらされたのは、自分たち自身と我々の国を、最も明白な姿で見つめることのできる一生に一度のチャンスなのである。世界が単純に停止したらどうなるのか、そんなことを目撃する機会は我々の生涯を渡って他になかった。それが今。我々はその停止の真ん中にいる。店は閉まり、レストランへの一足は絶え、6車線の幹線道路には空風が吹いた。地球すらその騒ぎ声を静めている(本当の話)。そしてこれは本当に珍しく稀なことであるがため、我々の生き方の美しくそして苦痛に満ちた真実が全て浮き彫りにされた。奇妙な気持ちにさせられた。実に奇妙だ。だってこれは、今までに…、一度も…、なかった…、ことなのだから。もし我々が、子供達のためにより良い国を、より良い世界を築こうと望むのであれば、そしてもし我々が、国家として、また民主主義社会として継続して生存しようと望むのであれば、我々がいま感じているこの奇妙な気持ちによく注意を払うべきだ。あなたの感じていることをはっきりと僕に表すことは当然できないが、おそらく僕が感じているのと同じような気持ちなのだろうと想像する:荒廃させられ、意気消沈して、悲観に暮れているのだろうと。

そして、Best Buy やH&MやWal-Martなどの大企業にとって、これは打ちのめされた顧客(あなた)を再び「普通」の気持ちにさせてみせる最高のチャンスなのである。あの新型のiPhoneさえ手にすることができれば、あの新品のナイキの柔らかい靴底に両足を埋めることさえできれば、あのVentiサイズのブロンド・バニラ・カフェ・ラッテか、あるいはダイエット・コークをひと口すすることさえできれば、この耐えられないほど暗い気持ちは消え失せてしまうだろう。僕の言ってること、冗談だと思う?可愛らしいほどナイーブだと思う?経済が繁栄するということの非常に明らかな利点というものを否定しているんだと思う?もちろん、そういう意見も正しい。我々の生き方には目的がないわけではない。核心的に言えば、経済というものは悪ではない。ブランドやその商品があるおかげで何百万人もの市民が仕事にありついている。そして、ブランドというものは、人間やそのほか様々な物と同じように、責任感があって倫理にかなったものもあれば、そうでないものもある。それらは全て、我々が長く、強く生き続けるためのシステムの一部なのである。経済というものの力によって、今日の文明は、歴史上のいかなるほかの文明とも比べようのないほどの人間たちを貧困からすくい上げた。アメリカの主義が善への原動力であることは疑う余地はない。それは大混乱をもたらして地球と我々の魂を破壊してしまおうという邪悪な陰謀などではない。分かった分かった、みなさんの言うことには賛成できる。けれどそのシステムの欠点だって今我々の目の前にさらされている。まず、全ての人民のために平等に機能していないでしょう。壮大な破壊の原因でもある。その利得の配分はあまりにも不公平であるがために、最も裕福な3個人の資産は、恵まれない(アメリカ人口の半分である)1億5千万人の所有している財産を上回る。そのシステムの本来の意図は邪道に歪められ、それが提供すべきであった保障は消滅してしまった。そして今、たった1匹のセンザンコウ*によって絶滅の危機にさらされている。(*センザンコウはアリクイに似たコウモリ目の哺乳動物。この動物をブラックマーケットで食べた中国武漢の人間が今回の感染の発祥と一般には考えられている)我々の自由市場主義というものも、少し考え直して、もっと責任感のあるものにした方が良いのではないだろうか?

しかしそうした改善を行う前に、皆さんに気をつけておいて欲しいことがある。これからアメリカ社会で解き放されるのは、顧客(あなた)を再び「普通な」気持ちにさせるために用意された史上最強の広告キャンペーンであるからだ。それは企業のブランドからやってくる。そして政府からもやってくる。さらに庶民お互いの間からも発生する。革新派からも、保守派からもやってくる。いま感じているこの酷く不快な気持ちを消し去るためであれば、我々は喜んでなんでもするだろう、どんな金額も払うだろう、そしてどんな情報でも信じるだろう。そしてそのキャンペーンをさらに完璧にするために回しこむもう一つのネジは、あなたが目撃した不快な経験を、無かったことだと信じ込ませるような封じ込みである。大気汚染が減少して綺麗な空を見た?「いや、見なかっただろう。あれはただのフェイク・ニュースだよ。」戦場のようになってしまった病院を見た?「いや、見なかっただろう。ちょっと過剰報道してたんだろうさ。」(感染者や死者の)人数がそんなに多かったっけ?「メディアは嘘をつくからねえ。」マスクをした市民たちが、大統領予備選が延期されたり郵送投票にならなかったために、命を危険にさらして雨の中に並んで投票に行った?「どこの国の話と混乱してるの?」自由主義国家の元首が、まるで深夜の通信販売のセールスマンのように、認可の下りていない魔法の薬を宣伝していた?「ちがうちがう、あれは災害報告のための記者会見だよ。」路上で死んでいたホームレスなんて見なかっただろう。貧富の差なんて見なかっただろう。裕福な人々の無関心さなんて見なかっただろう。リーダーシップとシステムがここまで惨めに崩壊することなんて見なかっただろう。

でも見たんだよ! 友よ、君たちは狂っていない。そうやって我々は、実に未曾有のスケールでガスライティングされようとしているのだ。その始まりは災害援助の千二百ドル(約11万円)の小切手。(何もくれなかったとか言わないでくださいよ)そしてその洗脳は膨れ上がり、狂気的に我々を支配する。密接にこんがらがった大企業とホワイト・ハウスのボスである広告大統領(何故こんなことになってしまったのか)によってその攻撃は的確に我々を狙うであろう。企業と政府は一緒になって我々を意識不明になるまで打ち負かそうとするであろう。我々が今までに経験したこともなかったような

洗脳戦略に財力がつぎ込まれ、それは迅速かつ猛烈な勢いで実行されるであろう。圧倒的な洗脳。「アメリカの偉大なる通常への帰還」がやってくる。

一市民である僕から、同じく一市民であるあなたへ、懇願したい:深呼吸をして、その耳を聞こえなくするような騒音を退けて欲しい。そして、自分の生き方のために何を取り戻したいのか、深く考えて欲しい。これは、新しいバージョンの「通常」を定義するチャンスだと思って、愚かなまやかしを取り除いて、本当に役立つこと、我々の人生を豊かにすること、我々の子供たちを幸せにすること、我々が真に誇りに思えることだけを取り戻してゆくための、稀にない神聖な(そう。神聖な)機会だと思って。むっちゃコンマリしてみたっていいじゃないか。我々はお互いのことを想っているのだ。それは明確だ。フェイスブックの互いを支え合う投稿を見たって、自宅待機している近所の人に届けられる食事を見たって、ZOOMでの誕生日パーティーを見たって、それは明らかである。私たちは本当は善良な人民なんだ。そしてこの国が5年、10年、50年先の将来どうなっているかを定義するのは、その善良な人民である我々が、自己の意思を持って行うべきなのである。これは至難の課題である。我々が今までに経験した最大の課題であるだろうし、こんな素晴らしい課題がこの先に与えられることなどないかもしれない。

そのために個人的な規模で家庭でできることもある。夕方や週末を家族と一緒に過ごす時間の使い方や、どんな番組を観て、何を聴き、何を食べるのか、そしてどこで何のためにお金を使うのかという選択において。地域ごとのコミュニティーでできることもある。どういった団体を支援し、どういう真実を伝えるのか、どんなイベントに参加するのか。そして勿論、国家レベルで政府に働きかけてできることもある。どの指導者に票を与え、誰に権力を与えるのか。もし我々が大気をより清らかにしたいと望むのであれば、そうすることもできる。もしこの次の伝染病が広まった時に医者や看護婦たち、そして全ての市民たちを、安全に保護したいと望むのであれば、そうすることもできる。もし我々の隣人や友人たちが皆まともな収入を得られるようにと望むのであれば、そうすることもできる。もしまた学校が突然閉鎖された時に、何百万人もの子供達が食べ物にありつけるようにすることを望むのであれば、そうすることもできる。そして、そう、ただ単純に、簡素な暮らしを送りたいと望むのであれば、そうすることもできるのである。しかしそうするためには、これからやって来る究極のガスライティングに抵抗できなければいけない。もうそこまで来ている。気をつけて下さい。

(日本語訳:山口俊郎)

フリオ・ビンセント・ギャンブート (Julio Vincent Gambuto)はニューヨークとロサンゼルスで活躍する映像作家(脚本・監督)。最新作の Team Marcoは現在世界各国の映画祭にて公開されている。この著者のことをもっと知りたい方は下記のリンクへ:

www.juliovincent.com

この記事は2020年4月10日にアメリカのデジタル紙Forge Medium に記載されたものを、著者の了承を得た翻訳者が志願して翻訳したものです。原文はこちら:

https://forge.medium.com/prepare-for-the-ultimate-gaslighting-6a8ce3f0a0e0

翻訳者、山口俊郎はニューヨーク在住の日本人映画撮影技師、翻訳家。

訳注:(note from translator)

ガスライティング(Gaslighting)の日本語での定義を探すと、Weblio辞書にこうありました:

特定の人をターゲットとして、集団付け回したり、ターゲット妄想癖精神的欠点持っている思い込ませるような工作をするなどして、ターゲット精神的追い詰めていくこと。精神的虐待一種とされる

また、日本語ウィキペディアにはこのように定義されています:

ガスライティング(: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。

本文中に多くアメリカ特有の企業、個人を示す固有名詞が使われています。Home Depot、コマンド・ストリップ、Mr. Clean のマジック・イレーサー、Elfaの整理棚、Ringのドアベル、Netflix (以上全て第3段落)Crate & Barrel や、ルイ・ヴィトン(第5段落)といったブランド名に訳注をつける必要はないでしょう。

アンディ・コーエン(Andy Cohen、第5段落)はラジオ、テレビのトークショー・ホスト。エンタメやポップ・カルチャーなどの軽い話題を語ることが多い。

ペロトン(Peloton、第6段落)はエクササイズ機器、トレーニング自転車で知られるアメリカのメーカー。コロナ・パンデミックに先駆けた2019年のクリスマスシーズンに同社が公開したホリデー広告は、女性差別、容貌だけを女性の利点だと示唆する「感覚音痴」の批判を受けて話題となった。(https://www.youtube.com/watch?v=ijof8uw4OHs)

Best Buy やH&MやWal-Mart (第7段落)は全てアメリカの超巨大チェーン小売企業。それぞれ電気製品、洋服、日用品を扱う。

コンマリ(近藤麻理恵、第10段落)はアメリカ在住の日本人「片付けコンサルタント」

ZOOM (第10段落)はパンデミック発祥後に急激に人気を挙げている複数参加の可能なビデオミーティング・アプリ。企業、学校から個人のグループに至るまで、自宅待機を要されている住民たちに愛用されている。

Where the personal, pandemic and the political meet // juliovincent.com • @juliovincent

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